瀬戸の海

 

 《瀬戸内海》は今から2500万年前、地盤が陥没してできたと言われ、九州・中国・四国・近畿の多県に わたる国立公園として、外海と隔てた内海に約3000の島々が点在する美しい海である。
 このかけがえのない海を守り、後世に伝えるための貴重な研究・活動が各地でなされている。
 瀬戸内の海は、悠久の時の流れのなかで、自然と人間の営みを育み、今日も、その海原を静かによこえている。海と空は光彩を放ち、刻々と変容する。ときには、波風激しい日もある。しかし、のどかな海!瑠璃色に輝く海!それは安らぎの海、至福の海であり、海の桃源郷と言えよう。

(文・二神 種昭)

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瀬戸の海
詞/曲・歌:二神 種昭 編曲:丸子 理生

 


1.
瀬戸のあけぼの
墨絵のように
島山浮かぶ
あ〜、朝ぼらけ
あかねの空に日が昇る
あ〜、瀬戸の海


2.
瀬戸の海原

真昼の光に
波が輝く
あ〜、潮風に
白い道をつけて船が行く
あ〜、瀬戸の海


3.
瀬戸の夕波

空を映して
七色に変わる
あ〜、凪の海
金波銀波で黄昏ゆく
あ〜、瀬戸の海


※「瀬戸の海」は1981年5月作曲、2003年7月CD製作。


 

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