想い出


想い出の扉を開くと、そこには懐かしい数々の景色が蘇る。
君とは、幼き日の友であり、愛する人であり、夢見る人でもある。
メキシコの作曲家ララは、「グラナダ」の曲を作ったが、スペインのグラナダを一度も訪れたことはなく、憧れのグラナダに寄せる熱い思いを曲に託した。
今回の拙作「想い出」は、体験と想像を織りなして作られた。


想い出

詞・曲・歌: 二神種昭
歌: 河野由美子
編曲: 壺井一歩

1.
君と登った あの山の峰
そよ風わたる 小川のほとり
見つけた 赤い野いちご
そっと口に含んだ
甘い香りの 懐かしさ

2.
君と見つめた あの青い海
潮騒きこえる 真砂の浜辺
見つけた 紅の貝殻
そっと手にのせた
潮の香りの 懐かしさ

3.
君と歩いた あの並木路 
梢が揺れる 緑の木陰
咲いてた 白いアカシア
そっと顔をよせた
花の香りの 懐かしさ

※曲は1983年に作り始め、2013年5月に完成、2014年11月に録音


 

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