君の面影


 小生は現在、75才の後期高齢者となり、未来について思いを馳せると同時に、過ぎ去った日々を回想することが多くなった。中でも、若き日の想いでは懐かしくも、夢・まぼろしのごとくである。
「君の面影」は、愛の喜びと切なさを3種類の花に託し、想像の翼を拡げながら作詞・作曲した。
 花言葉によると、カトレアには、〈優美な貴婦人・大人の魅力〉などがあり、フリージアには、〈あどけなさ・純潔〉などがある。また、アネモネには、〈はかない恋・恋の苦しみ〉などが知られている。
 曲の最後の高い♭シの音は、自己満足と遊び心によるものです。50年以上も前の若き日に、イタリアのカンツーネやオペラの官能的高音に魅了され、自分でも出せる日を夢みて、芸大の先生ほか、レッスンを受けたが高い音は出すことができなかった。月日は流れ、自由な時間が持てる現在、自己流の発声方法で高音を出し、現在に至っている。
拙曲ですが、視聴いただければ幸いです。


君の面影

詞/曲・歌:二神種昭
編曲:古田伸一

1.
過ぎ去りし 遠い昔 想い出は
麗しき カトレアの花 偲ばれる
懐かしき 君の微笑み 

2.
目を閉じて 熱き思い 蘇る
香しき フリージアの花 愛の歌
憧れの 君の瞳よ

3.
儚くも 風のごとく 消え去りた
いとおしき アネモネの花 愛の園
夢に見る 君の面影 君の面影

※「君の面影」は2016年3月に作詞・作曲し、6月に録音。


 

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